茂木敏充経済産業相《撮影 土屋篤司》

「豊田会長はスポーツカーを運転されるようですが、我々は(経済対策に)ロケットスタートで取り組んで行く」

日本自動車工業会など自動車団体の集まる新年賀詞交換会で、茂木敏充経済産業相が、その意気込みについて語った。

安倍政権に期待されるのは政策の実現能力。最も重要なものは経済の再生、景気の回復と位置付ける茂木氏。

「3本の矢でこの対策を取っていきたい」と、その取り組みのポイントを説明した。

その3本とは、明確な物価目標を立て、大胆な金融緩和でデフレ・円高から一日も早く脱却すること。2本目は、機動的な財政運営によって、有効需要をしっかり作り出していくこと。そして3本目は、成長戦略を採ることで、民間の研究開発、設備投資を喚起することだ。

産業界の一部には、自動車産業に集中する経済対策を他の分野にも回し、国際競争力を付けるべきだという主張がある。

茂木氏は自動車産業について「日本経済の四番バッターであることは変わりない。545万人の雇用を支え、14兆円の輸出を稼ぎ出す。製造業の出荷額の2割を占める。まさに日本の基幹産業」とし、「自動車の復活なくして、日本経済の再生はないという意気込みで取り組んで行く」と話した。

また、自動車関係諸税についても「取得税、重量税は過剰な負担にならないように我々もがんばっていくので、ぜひご協力を」と述べ、大きな拍手を受けた。

経済再生に「ロケットスタートで取り組む」と語る茂木敏充経済産業相(7日・千代田区)《撮影 中島みなみ》 2013年の自動車関連団体賀詞交歓会のようす《撮影 土屋篤司》 2013年の自動車関連団体賀詞交歓会のようす《撮影 土屋篤司》