トヨタ自動車は、同社の元従業員らが不適切な請求で数百万円を着服していた疑いあると発表した。

同社によると車両開発での新しいコンセプトの研究・調査業務に携わっていた元従業員らが、2009年度から2011年度までの3年間、業務性が不明瞭な支払を含めて取引先に立て替えさせ、業務委託費の名目でトヨタに支払を請求させながら、元従業員らは社内にも請求して二重請求になっていたことが、2012年5月に社内の調査で発覚した。

業務性の不明瞭な支払として、詳細な調査・検討の対象となっている金額は約3億円で、うち数百万円を着服した疑いがある。

同社では、不適切な支払に関与した元従業員等に対して、社内規定に基づき厳正な処分を行ったとしている。被害額についても今後返還を求める予定。

トヨタでは「今回の不適切な支払が行われたことを厳粛に受け止め、今後は、このようなことが発生しないよう、全社をあげて再発防止策の徹底に取り組んでいく」とコメントしている。