リコール騒動の発端となったのはレクサスES350のフロアマット問題だった

トヨタ自動車は、米国内のリコールで車の価値が下がったとして起こされていた集団起訴について、約11億米ドル(約940億円)を支払うことで和解に合意したと発表した。

トヨタは「意図しない急加速」で事故が起きたことによるリコールで車の価値が下がったとして、経済的損失に対する補償を求められていた。

トヨタは電子スロットル制御システムの安全性を確認しているとし、過失を認めてはいないが、過去の法律問題と決別し、よりよいクルマをつくることに、多くの時間と経営資源を投入していきたいとしている。

今回の和解が承認された場合、トヨタは、特定の車両部品の保証延長やハイブリッド車両でないフロアマットリコールの対象の既販車両へのブレーキ・オーバーライド・システム(BOS)の無償搭載といった新たな顧客サポートプログラムを開始。さらに、2009年から2010年の間の一定期間内に対象車両を売却、またはリース車両を返却した顧客などに現金を支払う。

トヨタ自動車本社