トヨタ 新型クラウン 発表会≪撮影 小松哲也≫

トヨタ自動車が12月25日に全面改良して発売した新型『クラウン』のハイブリッド仕様は、エンジンが先代のV型6気筒3.5リッターから直列4気筒2.5リッターにダウンサイジングされた。

14代目の開発責任者を務める山本卓氏は「パワーは排気量があればあるほど出る。排気量が1000ccも違えば差は埋められない。それは無理」と言い切る。それにも関わらずダウンサイズしたのは「3.5リッターだとかなり値段が高くなるので普通のお客さんが買おうと思っても、ちょっと手が出ない。今回は普通のお客さんが買えるような価格帯に入れるのに2.5リッターで最適なエンジンにした」と明かす。

先代のクラウンハイブリッドが540万〜620万円なのに対し、新型クラウンのハイブリッドモデルの価格はロイヤルシリーズで410万〜543万円となった。

山本氏は「今回は3.5リッター・ハイブリッドの置き換えではなくて、3リッターのV6ガソリンエンジンの代替えの意味をもって入れている。クラウンと言えば『V6・3リッター』と神話のようになっているが、実際にはその比率はものすごく減っている。本当に満足して買ってもらえるエンジンは何かと考え、2.5リッターのガソリンでは物足りないので、2.5リッターのハイブリッドにした。3リッターのハイブリッドを造ったらちょっとやりすぎ。やはり値段も重要」と語る。

実際、新型クラウンではV型6気筒3リッターガソリンエンジンの設定がない。しかし山本氏は「2.5リッターのハイブリッドでも3リッターガソリンエンジンの加速感は出せる。加速タイムはV6・3リッターより走るが、モード燃費は23.2km/リッターという数字を出しているので、燃費も良いし走りも負けない」と強調した。

さらに山本氏は「先代のV6・3リッターの比率は15〜20%まで減った。またハイブリッドも10%くらいだった。今回の2.5リッター・ハイブリッドは60%くらいまでにしたい」と述べた。

トヨタ 新型クラウン 発表会≪撮影 小松哲也≫ トヨタ 新型クラウン 発表会≪撮影 小松哲也≫ 山本卓チーフエンジニア≪撮影 小松哲也≫ クラウン ハイブリッド ロイヤルサルーンG《撮影 太宰吉崇》 クラウン ハイブリッド ロイヤルサルーンG《撮影 太宰吉崇》 クラウン ハイブリッド ロイヤルサルーンG《撮影 太宰吉崇》 クラウン ハイブリッド アスリート《撮影 太宰吉崇》 クラウン ハイブリッド アスリート《撮影 太宰吉崇》 クラウン ハイブリッド アスリート《撮影 太宰吉崇》