トヨタ クラウン アスリート 新型

開発の指揮を執った製品企画本部の山本卓チーフエンジニアは、大変貌したデザインや求めやすい価格設定としたハイブリッド車(HV)で「40代からのお客様も開拓したい」と顧客層の若返りを狙う。

クラウンの中心保有層は、現状では58歳から60歳。山本氏はこうした保有層の人口は今後減少するため「新規顧客を開拓しないと先がないというのがクラウンの課題」と、14代目の開発に当たって肝に銘じたという。

全国の販売現場に出かけて声を聞くなかで、「40代の人もクラウンを購入したいという人が少なくない。しかし価格を見るとひいてしまう」という指摘を聞いた。このため「価格に左右されない魅力をもったクルマ」を目指し、大胆なフロントデザインもそこから生まれた。

また、HVについては新開発の直噴2.5リットル・アトキンソンサイクルエンジンなどによって旧型よりダウンサイズし、動力性能と燃費性能をマッチングさせている。山本氏はシリーズ全体で「HVの比率は60%を想定している」とし、旧型よりは求めやすくなったHVも若返りへの武器にしたいと考えている。

トヨタ クラウン アスリート 新型 トヨタ クラウン ロイヤル 新型 トヨタ クラウン 新型 トヨタ クラウン ロイヤル 新型とトヨタ自動車豊田章男社長《撮影 瓜生洋明》