ホンダブース(タイ自動車エキスポ12)

バンコク郊外のイベント施設で開催されたタイ最大級のモーターショー「タイ・インターナショナル・モーター・エキスポ2012」(タイ自動車エキスポ12)で、ホンダはトヨタなどを抑え堂々1位の成約台数を獲得した。

主催者が12月11日発表した集計結果で明らかになった。牽引役となったのは、今回、ホンダが満を持して投入したスマートフォンと車をつなぐ「HondaLink」と呼ばれる新サービス。最後の週末となった8日、9日は、この新技術を見ようと多くの見学客でホンダブースはごった返した。

昨年、ホンダは大洪水の影響で工場が水没し、エキスポ期間中の成約台数はわずか4台。今回は当初から負けられない背水の陣で臨んだ大会だった。切り札としたのが、2013年からアメリカを皮切りにスタートさせる新サービス「HondaLink」。

同サービスは、ダッシュボードに装着されたコンピュータシステムのソフトウエアがスマートフォンを通じてクラウドに接続。道路情報はもとより、facebookやtwitter、音楽サイト、インターネット情報サイトなどから情報を得るという仕組み。スマートフォンが直接やり取りするより効率がよく、交信もスムーズに進むという。

スマートフォンは米アップルのiPhoneとAndroidOSに対応しており、クラウドは世界的なマルチメディア・車載オーディオ企業で知られる米HARMAN社が提供するAhaプラットフォームを使う。新サービスを応用することで、スマートフォンに記録されたドライバー情報が車載コンピュータに転送され、ドライバーに適したシートの位置やルート情報、SNS、オーディオ設定などの自動提供が可能になるという。来年のアメリカでの本格的なサービス開始を前に、タイのモーターエキスポでのお目見えとなった。

ホンダは今回のエキスポで新型コンパクトセダン『ブリオ・アメイズ』(排気量1200cc)などを投入。成約台数7900台を目指していた。12日間の期間中で1万9299台の受注を達成、大幅な上積みとなった。2位以下は、トヨタの1万8878台、日産の8819台、いすゞ6448、マツダが6155台の順。

特に人気の高かった車種は、ホンダの『シティ』、スズキの『スイフト』、日産の『アルメーラ』だった。

主催者によると、モーターエキスポ期間中の来場者数は165万人で、昨年比25.6%の増。総受注台数は8万5904台、売上高は約760億バーツ(約1900億円)。当初の目標受注台数は5万台、売上高550億バーツ(約1400億円)だった。タイ政府が進めてきた自動車物品税の減税措置が年末で終了するため、駆け込み需要による大幅な伸びとなった。75.1%の人が減税措置の適用を申請した。

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