マクラーレンのスポーティングディレクター、サム・マイケル

今年のドイツGPで、マクラーレンはジェンソン・バトンのタイヤ交換を2.3秒で完了するというF1新記録を打ち立てた。マクラーレンのスポーティングディレクター、サム・マイケルは、ピットストップタイムが物理的にも肉体的な限界に近づいていることを認めつつ、まだまだ各所に改善の余地があると主張する。

「この冬は、ピットストップの改良についてもいろいろと考えています。来年のターゲットは2秒ピットストップです。実は今年のレースでここまで到達できると予想していましたし、決して不可能だとは見ていません。この冬の訓練では、2秒ストップを一発芸ではなくて標準的な手順とするつもりです。人と機材両方で徹底的な改善を目指します。それも開幕戦のメルボルンから一気に行きますよ」

「今年の後半は、われわれマクラーレンとレッドブルのクルーが飛び抜けて優れていたと思います。去年はメルセデスAMG、そして今年の序盤はフェラーリがトップレベルにあったと思いますが、その後の伸びが見られませんでした。後半戦をみるとマクラーレンとレッドブルの作業は、他のチームよりも0.5秒くらい速かったと思います。終盤の数戦で、レッドブルが明らかに変化して追い着いてきたことを記憶しています。どこが変わったのかも私は知っていますよ」

マクラーレンのスポーティングディレクター、サム・マイケル