日産自動車・志賀俊之COO≪撮影 小松哲也≫

日産自動車の志賀俊之COOは12月12日、電気自動車(EV)『リーフ』の発売から2年間の累計販売台数が約4万6000台にとどまっていることを明らかにした上で、2016年までにルノーと共同でEVを累計150万台販売する目標を堅持する考えを示した。

志賀COOは同日、横浜市の本社で開いた環境への取り組みに関する説明会でリーフの普及状況について「2年間で4万6000台販売した。日本で2万500台強、アメリカで1万8000台強、欧州で7000台弱」と述べた。

さらに「日本で発売した直後に東日本大震災や電力不足があったことなどで少し出足がつまずいた。米国、欧州は2010年以降の大変な円高下で、すべて日本から輸出していたこともあって、どんどん拡販していくには苦しいところもあった」と販売が当初の想定を下回っている背景を説明した。

一方で「やはり化石燃料を燃やす車から再生可能エネルギーで走る車への転換は、ある時期には行われなければならない。その転換のスタートとして2010年にリーフを始めた。これは日産としての強い決意と覚悟で始めた仕事なので、色んな課題をひとつひとつつぶしながらやっていく。単に車をぽっと出して売れませんでしたということで後退するわけにはいかない」とも強調した。

その上で「来年から米国、欧州で現地生産も開始される。現地化に加え今後とも新車導入を予定している。またインフラ整備や商品の改善など総合的な取り組みをやることよって、我々としては最終的な目標に基づいた拡販を進めていきたい」とし、引き続き目標達成に向け取り組んでいく姿勢を示した。

日産 環境への取り組み説明会≪撮影 小松哲也≫ 日産 環境への取り組み説明会≪撮影 小松哲也≫ 日産 環境への取り組み説明会≪撮影 小松哲也≫ 日産 環境への取り組み説明会≪撮影 小松哲也≫ 日産 環境への取り組み説明会≪撮影 小松哲也≫