今年11月に北海道旭川市内で発生した飲酒運転と信号無視を原因とする死傷事故を起こしたとして、自動車運転過失致死傷や道路交通法違反(酒酔い運転)で逮捕されていた22歳の男について、旭川地検は10日、罪状を危険運転致死傷罪に切り替えて起訴した。

同地検によると、問題の事故は2012年11月1日の午後10時20分ごろ発生している。旭川市6条通7丁目付近の国道40号で、赤信号を無視して交差点へ進入してきた乗用車が、青信号に従って交差進行してきた別の乗用車と出会い頭に衝突。これを発端として車両4台が関係する多重衝突に発展。男性1人が死亡。女性2人が重傷を負った。

信号無視を行ったクルマを運転していた22歳の男は直立できないほどの泥酔状態だったことから、警察は道交法違反などの現行犯で逮捕。警察の取調べに対しては「事故のことを覚えていない」などと供述していた。

検察では慎重に捜査を続けてきたが、「事故当時はアルコールの影響で正常に運転できる状態ではなかった」と判断。罪状を危険運転致死傷罪に切り替えて起訴している。