国土交通省は7日、天井崩落事故が起きた中央道笹子トンネルと同型トンネルの国直轄国道のうち、長野県塩尻市の鳥居トンネルと高知県長岡郡の大豊トンネルで異常が見つかったと発表した。

長野県の国道19号鳥居トンネル(上下一体、延長1738m)では、4〜5日に点検した結果、約2000ヵ所の吊り金具のうち1ヵ所のボルト2本が欠落し、なくなっていることがわかった。中部地方整備局では新たなボルトで締め直したという。

中部管内の国道1号静清バイパス賤機山トンネル、国道42号矢ノ川トンネルでは異常は認められなかった。

高知県の国道32号大豊トンネルでは、4〜7日に点検した結果、天井板の両端支持金具ナットの欠損が約3200ヵ所のうち23ヵ所で確認されたほか、吊り金具固定部コンクリートの浮きが約1600ヵ所のうち19ヵ所で確認された。

四国地整では軽度の異常としており、補修方法を検討して早急に補修する予定だ。