スバル・BRZ《撮影 椿山和雄》

トップに選んだのはトヨタ『86』/スバル『BRZ』で10点を投票した。乗って楽しいクルマ、作り手側の意思が伝わってくるクルマ作りは日本のクルマ作りが問われるなかで大変重要だと思う。

ハードではトヨタと富士重工の協業によってつくられることの意味は大きく、これからのクルマ作りを象徴するイベントだ。さらにハード面だけでなく、ソフト面でもクルマを楽しむ環境づくりにも大きな意味がある。ビッグメーカーでなけれなできないことだ。これらトータルをふくめてトップとした。

マツダ『CX-5』には6点を配点したが、こちらは車体、エンジン、サスペンション、すべてを一新して素晴らしいハンドリングと乗り心地、そして乗りやすさに加えてディーゼルとガンリンエンジンの挑戦と完成度に敬意を払った。

BMW『3シリーズ』(セダン/ツーリング)とレンジローバー『イヴォーク』には4点ずつを入れたが、3シリーズはガソリン、ディーゼルの投入に、特にポスト新長期規制に対応したディーゼルは評価が高い。イヴォークはレンジローバーでありながら500万を切る価格、そしてレンジに相応しい内外装のクオリティは素晴らしい。

フォルクスワーゲン『up!』は輸入車としては異例の150万を切る価格とフォルクスワーゲンらしいガッチリしたボディに驚いた。衝突軽減ブレーキの普及も大きい。

日下部保雄|モータージャナリスト/日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会長
大学時代よりモータースポーツの魅力に取り付かれ、ラリー、レースに参戦する。その後幾多のキャリアを積み、全日本ラリー/全日本ツーリングカー選手権、海外ラリー/レースで活躍、数々のタイトルを得る。またテストドライバーとしてタイヤ、ショックアブソーバー、ブレーキなどの開発評価を行なう。これら活動と並行して、またモータースポーツの経験を活かしてモータージャーナリストとしては70年代後半より活動を始め、専門誌をはじめTV、ラジオ、WEBなどのメディアにも試乗レポートやコラムを多数寄稿。30年以上のキャリアを積む。また安全で楽しいドライビングを目指してドライビングスクールも主宰する。2006年より日本自動車ジャーナリスト協会の会長を勤める。

スバル・BRZ《撮影 椿山和雄》 スバル・BRZ《撮影 椿山和雄》 スバル・BRZ《撮影 椿山和雄》 スバル・BRZ《撮影 椿山和雄》 【COTY 選考コメント】作り手側の意思が伝わってくるクルマ作りは重要だ…日下部保雄