ヤンマー、スマートアシストシステムのロゴ

ヤンマーは、ICT時代に対応した新しいマシンtoマシン(M2M)サービス「スマートアシスト」を順次展開していくことを決定した。

従来モデルは、故障が発生した場合、製造者側が技術サービス力を向上させることでサービス品質の向上を図ってきた。しかし、自動車と同様、産業用機械でも電子制御部品が多用され、制御の高度化が図られているのに伴って、それぞれのサービススタッフの技術力に依存するだけでは、十分なサービスを提供できないケースが今後出てくる可能性がある。

こうした課題を解決し、顧客の稼働に影響を与えないサービスを提供していくため、製品1台ごとの稼働状況やマシンコンディションなどのデータをリアルタイムに把握し、マシンダウンタイムの更なる短縮を狙いとしたスマートアシストシステムを開発した。

M2Mシステムのスマートアシストは、独自のノウハウと最新の携帯通信インフラを融合させたもので、農業機械を始め、建設機械、舶用機器などのさまざまな事業分野で市場に先駆けて投入する。

スマートアシストでは、製品の稼働中に電子制御の不調やエラーが発生した場合、エラーの通知とともに、機械状態のデータを送受信し、適切な対応により復旧までのマシンダウンタイムの短縮を図る。製品1台ごとに異なる稼働機情報とコンディションを正確に取得し、最適な時期に効果的なメンテナンスを提供する。マシンダウンを未然防止し、計画的な作業ができるようにする。製品寿命を延ばすのにも役立つ。

また、スマートアシストは、事業共通でグローバル展開することで、高品質で均質化されたサービスを事業や地域を超えて提供していく。

2013年1月から北海道地区から農業機械向けに順次導入する。建設機械向けは同年2月から、マリン事業向け2014年度から順次導入する予定。