三菱 アウトランダー《撮影 内田俊一》

三菱自動車は『アウトランダー』をモデルチェンジし発売した。そのエンジンは燃費性能向上と同時に、コスト低減にも一役買っている。

同車の試乗会で、開発本部パワートレイン設計部エキスパート(エンジン設計担当)の久保明仁さんは、「先代アウトランダーと比較すると、動弁系周りを一新して新MIVECエンジンとなり、連続可変バルブリフトを採用しました。合わせてアイドリングストップ機能(AS&G)も採用することで、燃費の向上にかなり貢献しています」と説明する。

このエンジンの特徴のひとつとして、他の排気量の同型エンジンと同じカムシャフトを採用していることがある。「この新MIVECエンジンは昨年秋に『RVR』に採用した可変動弁系のエンジンです。RVRは1.8リッターで、その後『デリカD-5』で2リッター、そして今回のアウトランダーで2.4リッターとなりました。2.4リッターの新MIVECは初めてです」

そして、「これまではカムシャフトの仕様はそれぞれの排気量ごとに設定しますが、今回は1本のカムシャフトにして、排気量すべてをカバー出るような仕様の選定をしました」と述べる。その目的のひとつはコスト低減だ。「エンジニア的にはあまりうれしくないけど」と笑いながらも、「開発時にそれぞれのエンジンバリエーションも考えていましたので、その中でベストのマッチングを探り出しました」と語った。

三菱 アウトランダー《撮影 内田俊一》 三菱 アウトランダー《撮影 内田俊一》 三菱 アウトランダー《撮影 内田俊一》 三菱 アウトランダー《撮影 内田俊一》 三菱 アウトランダー《撮影 内田俊一》