トヨタ・ヴェンザ(広州モーターショー12)《撮影 土屋篤司》

トヨタ自動車の中国法人は12月3日、11月の中国における新車販売の結果を明らかにした。

同社の発表によると、11月の総販売台数は約6万3800台。前年同月比は22.1%減と、9月の48.9%減、10月の44.1%減に対して減少幅が半減したものの、5か月連続で前年実績を割り込んだ。

中国では9月中旬、日本政府による尖閣諸島の国有化に反発する大規模なデモが発生。その後、現地では日本車に対する買い控えの動きが広がった。トヨタは、「ディーラーに客足が戻りつつある」と説明しており、11月中国新車販売の結果は、日本車買い控えの動きが、落ち着きを見せ始めていることを示している。

トヨタの2012年1‐11月中国累計新車販売台数は、前年同期比3.3%減の約74万9600台。同社は2012年、中国で2011年比14%増の100万台以上の販売を目指していた。目標達成には12月に25万台以上を売り上げる必要があり、目標達成は事実上、困難になった。