2011年、、セバスチャン・ベッテル選手のF1タイトル獲得を記念して、欧州で販売されるFXには巨大なデカールが貼り付け可能だった(参考画像)

ルノー日産の高級車ブランド、インフィニティがレッドブルと2013年から4年間のタイトルスポンサー契約に調印した。チームのエントリー名称は、インフィニティ・レッドブル・レーシングとなる。

すでにインフィニティはレッドブルとかなり深い協力関係にあり、今後はルノー日産グループの一ブランドであるインフィニティとレッドブルの関係は、商業的な提携からテクニカルパートナーへと深化することになる。

クリスチャン・ホーナー(レッドブルチーム代表)のコメント。

「レッドブルとインフィニティは2011年に提携をスタートし、以来いくつものプロジェクトを推進してきました。インフィニティのテクニカルな底力が示され、私自身も日産自動車の広範な技術力に驚かされることがしばしばでした。マーケティング面でインフィニティはレッドブル・レーシングならびにF1への参画を短い期間で印象付けることに成功しました。こうした実績を考慮した場合、インフィニティがレッドブルにとって理想的なテクニカルパートナーであることは明らかです」

ルノー日産グループのカルロス・ゴーン会長は、ルノーとインフィニティという2つのブランド間の責任範囲を明確化するため、レッドブルのエンジンは今後もルノーの名称を引き続き使用すると語る。

「日産グループ内で、どのブランドが何をしているのかという部分は常に明確にしておきたいと考えています。多くの自動車メーカーがF1を去った2008年に、ルノーは残留の決定と同時に新たなストラテジーを採り入れました。1チームに供給するのではなく、マルチチームプレイヤーとなるという方針はこの戦略変更に基づくものであり、F1コンペテイションの心臓すなわちエンジンを複数チームに供給するようになりました。ルノーは今日、F1参戦チームの1/3にエンジンを供給し、レッドブルと共に3年連続でコンストラクターズタイトルを勝ち取ったことが、新戦略の正しさを証明しています」

「プレミアムカーの製造と販売を手がけるインフィニティは、そのマーケティング活動にレッドブルの名称をフルに活用し、インフィニティブランドの認知度は目標をはるかに超えて高めることができました。今後は、これ以外のマーケット、たとえばエンジニアリングの世界でもインフィニティの認知度を高めてゆくことが目標です。今後のインフィニティとレッドブルのテクニカルとマーケティング両面における協力関係の可能性は無限に広がるでしょう」

レッドブルレーシングのクリスチャン・ホーナー代表と日産自動車のアンディ・パーマー副社長(参考画像)