高速道路通行料金の割引財源の一部が2013年度末で枯渇することから、国土交通相の諮問に基づき、社会資本整備審議会が割引の見直しなどの検討に着手した。今年度末にもとりまとめを行う。

同審議会の道路分科会に国土幹線道路部会を新設し、20日から審議を開始したもので、民営化時に導入した通勤割引などの時間帯割引を含め、現行割引の効果を確認して見直しを進めるほか、料金が割高な本四高速について、NEXCO並料金への引き下げを求める声があることから、全国共通水準の料金とすることも検討する。

また、大都市の環状道路ネットワーク整備の進展により、順次複数の経路選択が可能になってきていることを踏まえ、交通の円滑化や環境の視点から、交通流動の効率性が最大限発揮されるような料金政策を検討する。

ただ、本四の料金を引き下げて全国共通水準とするためには、本四の債務とNEXCOの債務を統合することなどが必要となり、NEXCOユーザーにとっては値上げ要素となる。