フェリペ・マッサ(フェラーリ)(参考画像)

フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、フェラーリのタイトル捕りへの希望を最も勇気付けたファクターは、シーズン後半のフェリペ・マッサの復調だったと語った。スランプのどん底に苦しみ、シーズン途中の交替さえ議論された夏が、今となっては嘘のようである。

フェルナンド・アロンソとチームを組んでから3シーズン、マッサは常に控えめのペースでチーム2番手のポジションを守ってきたのは事実だが、今年はアロンソとの差が153ポイントとやや大きくポディウムフィニッシュは一度きりだ。

ただし、前回のUSGPに限れば、ウィークエンドを通じてフェラーリを引っ張ったのはマッサだった。予選後、彼はチームの意のままに、アロンソのグリッドを有利なサイドに移すため、意図的なギヤボックス封印破棄と降格ペナルティを受け入れたが、11番スタートから4位フィニッシュまで持ち込んだチャージは凄まじいものがあった。

今週末インテルラゴスのレースでは、アロンソはタイトルを争うセバスチャン・ベッテルとの間に数台のライバルに割り込んでもらわないと、13ポイントの差を埋めることはできない。ここでマッサの働きが重要なのだとドメニカリは言う。

「オースティンのウィークエンドでのマッサの切れ味は、われわれがブラジルのストラテジーを考える上でも非常にポジティブな材料です。ベッテルからドライバーズタイトルを奪うには、アロンソとマッサ両名の働きが欠かせないからです」

「F1というスポーツは、何が起きても不思議ではありません。自分たちが落ち着いて最大限の力を発揮して戦い、それでもセバスチャンが勝ったなら、我々は彼を祝福するでしょう」

フェラーリのフェリペ・マッサ(F1 日本GP)