BMW X3 xDrive20d BluePerformance

少々見分けがつきにくいが、路上でもよく見かけるBMWのSUV、『X1」と『X3」。どちらも9月に改良が実施され、X1はフェイスリフト、アイドルストップ機構を設定。一方でX3には、ポスト新長期規制にも適合するディーゼル搭載車が新たに設定された。

グレード名は「X3 xDrive20dブルーパフォーマンス」。搭載エンジンは、3シリーズなどにも搭載される、直列4気筒の2リットルディーゼルターボ(N47D20C型)だ。184ps/38.7kg-mの性能を発揮、最大トルクは1250〜2750rpmの範囲で発揮する。JC08モード燃費は18.6km/リットルになっている。

試乗車は「M Sport」で、ボディ色のフェンダーアーチモールはじめ、専用バンパー、スポーツシートなどを装着した個体だった。

走りは軽快感が特徴だった。始動時や加速時の室内で聞こえるエンジン音は、セダン系よりわずかだけ大きめ。しかし好意的に“昔ながらのディーゼルエンジンのSUVに乗っている感がある”と思えた。そして出足から力強く、速度を上げるまでメリハリがあり、意のままに走らせられる特性なのがいい。8速ATのギヤ選択も的確で、緩急どういった走り方でもストレスは感じない。

M Sportの足は山道も軽快にこなせ、街中でもSUV的な鈍重さはなく、サクサクと走れる。ご家庭の奥様がウィークデイの足として使うとしても、肩に力を入れずに乗りこなせるに違いない。  

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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