スバル フォレスター 2.0i-L EyeSight《撮影 太宰吉崇》

『フォレスター』のユーザー像の一例が北米の30〜40歳台の子育て中のママで、後席スペースは広いに越したことはない…の声があったという。

そこで「他銘柄よりボディサイズを抑えながら内側を広げた」(スバル)のが新型フォレスターだ。なるほどドアを開けただけでも、自分が小さくなったような錯覚を覚えるほどの開口部の大きさ。後席は空間の余裕もあり、シートはクッションの厚み、サイズも同クラスのモデルの中では納得の出来だ。

運転席からの視界も広い。ガラスエリアが天地に広い(大きい)のが印象的だ。インパネは基本はインプレッサと共通で、Aピラーの付け根位置も同じようだが、角度が立っていて視界を阻害しない。視界でいえば、フード両側が立って見え、昔のレンジローバーのようにしっかり視野に入るものいい。最小回転半径はカタログ記載では5.3mだが、実際にはそれ以上小さく回れる感覚で扱いやすい。

実用面では、パワーリヤゲートに任意の高さが設定できるメモリー機能があるのは親切だ。

走りはパワフルさでは280ps/35.7kg-mのターボ。バネ、ダンパーも専用チューンだそうで、いい意味でゴツッと骨太な乗り味だ。

が、NAもバランスのいい出来で、広くオススメしたい。17インチタイヤ(ターボは18インチ)を履く足回りは、しなやかな乗り味になっているし、148ps/20.0kg-mのスペックをもつエンジンもにもまったく不満は感じない。NA、ターボとも、エンジン回転が上昇すると、一時期消され気味だった水平対向エンジンらしい脈動が再び微妙に感じられるようになったのは気のせい? 

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

スバル フォレスター 2.0i-L EyeSight《撮影 太宰吉崇》 スバル フォレスター 2.0i-L EyeSight《撮影 太宰吉崇》 スバル フォレスター 2.0i-L EyeSight《撮影 太宰吉崇》 スバル フォレスター 2.0i-L EyeSight《撮影 太宰吉崇》 スバル フォレスター 2.0i-L EyeSight《撮影 太宰吉崇》 スバル フォレスター 2.0i-L EyeSight《撮影 太宰吉崇》 スバル フォレスター 2.0i-L EyeSight《撮影 太宰吉崇》 スバル フォレスター 2.0i-L EyeSight《撮影 太宰吉崇》 スバル フォレスター 2.0i-L EyeSight《撮影 太宰吉崇》 スバル フォレスター 2.0i-L EyeSight《撮影 太宰吉崇》 スバル フォレスター 2.0i-L EyeSight《撮影 太宰吉崇》