トライベック・ストラテジーは、「主要企業Webユーザビリティランキング2012 企業サイト編」を実施し、全15業界・150サイトのユーザビリティを評価した。

企業が開設しているWebの使いやすさについて、2012年8月中旬から10月下旬にかけて実施した。

同社のユーザビリティ診断プログラムを使って「アクセス性」、「サイト全体の明快性」、「ナビゲーションの使いやすさ」、「コンテンツの適切性」、「ヘルプ・安全性」の5評価軸、全97項目について評価した。

今回のランキング1位は、昨年まで2年連続で1位だったJX日鉱日石エネルギーを僅差で抑えたNTTドコモとなった。

ドコモは、増え続ける製品や複雑化するユーザーニーズに対応、適切な誘導を実現できていると評価された。特に重要なトップページでは、ユーザーの多様なリクエストを整理しつつ、効果的なPR活動を実施できていることが高い評価に繋がった。

2位となったJX日鉱日石エネルギーは、ユーザビリティに関しての取り組みはトップレベルであるものの、訴求する側の企業PRが強く、ユーザー視点でない過度なPRが見られたことがマイナス評価につながった。

3位の東京地下鉄(東京メトロ)は前年度6位から躍進した。4位が中部電力、5位がみずほ銀行、6位が日本生命、7位が富士フイルム、8位が第一生命保険、9位がオリックス、10位が伊藤忠商事だった。今年は保険業界の躍進が目立った。

業種別に見ると1位がIT・情報通信、2位が保険・クレジット、3位が医薬品、4位が食品・飲料・生活用品の順。前回と比べると保険・クレジットや食品・飲料・生活用品の順位が上がっている。一方で総合電機・エレクトロニクス、商社・流通・小売は順位を下げた。業種別ランキングで最下位は自動車・自動二輪だった。

自動車・自動二輪の1位はマツダ、2位が日産自動車、3位がいすゞ自動車となった。4位のスバルはアクセス数トップ。5位がトヨタ自動車、6位がダイハツ工業、7位がホンダ、8位が三菱自動車で、9位が日野自動車、10位がスズキだった。