スズキ・鈴木修会長兼社長≪撮影 小松哲也≫

スズキの鈴木修会長兼社長は11月9日、都内で開いた決算会見で、「輸出立国としての日本という存在はやがてなくなってくだろう」とした上で、「商品だけではなしに、人間そのもののグローバル化が必要」との考えを示した。

鈴木会長は「空洞化なんていってられないくらい為替の問題は大きい。輸出立国として日本で造って全部持っていくという時代は、もうすでに為替という問題で終わったと私は理解している。従って日本以外の国は1km離れていようと100km離れていようと地産地消で、現地で造っていく。そして日本人も現地にいって一緒に作業をやり、地産地消を促進するという時代に移ってきたと私は思う」と述べた。

その上で「雇用の問題は、日本人だから日本に勤めてという時代からグローバルに仕事をやってもらうということが必要になってくる。日本の国内で雇用を確保するというより、グローバルに雇用を確保するということになる。そうなると商品だけではなしに、人間そのもののグローバル化が必要だと思っている」と指摘した。

スズキ決算会見≪撮影 小松哲也≫