メルセデスベンツ SLS AMG クーペ ブラックシリーズ

メルセデスベンツの高性能部門、メルセデスAMGは11月9日、『SLS AMGクーペ ブラックシリーズ』を発表した。

ブラックシリーズとは、AMG車の高性能をさらに引き上げたハイパフォーマンスモデル。これまで、『CLK63 AMG』や『SL65 AMG』、『C63 AMGクーペ』にブラックシリーズが用意された。SLS AMGへのブラックシリーズ設定は、今回が初めてだ。

開発コンセプトは、「GT3のパフォーマンスを公道に」。SLS AMGには、レーシングカーの『SLS AMG GT3』が用意され、世界のモータースポーツシーンで活躍している。このレーシングカーをモチーフに、高性能化が追求された。

SLS AMGの排気量6208ccのV8ガソリンエンジンには、AMGが専用チューニングを実施。その内容は、改良されカムシャフトを含む新開発高速バルブトレイン採用をはじめ、レーシングカー用のコーティングが施されたタペットの導入、カムジオメトリーの変更、インテークエアダクトの見直しなど、広範囲に及ぶ。

その結果、最大出力は631ps/7400rpm、最大トルクは64.8kgm/5500rpmを獲得。ベースエンジンの最大出力591ps、最大トルク66.3kgm対して、60ps、1.5kgmの強化を果たす。

カーボンファイバー素材を積極的に採用し、軽量化が図られるのも、SLS AMGクーペ ブラックシリーズの特徴。ボンネット、バケットシートの後部パネル、エンジンとトランスミッション間のトルクチューブなどに、カーボンファイバーやCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)を使用。70kg軽量化し、車両重量は1550kgとした。パワーウェイトレシオは、2.45 kg/psと驚異的な数値。

トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「AMG スピードシフト DCT 7」で、10mm低い位置にレイアウト。シフトチェンジ時間も短縮した。これらの結果、SLS AMGクーペ ブラックシリーズは、0-100km/h加速3.6秒、最高速315km/hのパフォーマンスを実現する。

ローダウンされた車高や専用エアロパーツ&アルミホイール、強化された足回りも、ブラックシリーズならではの装備。SLS AMGクーペ ブラックシリーズは2013年6月、発売される予定だ。

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