フォードモーターの車載テレマティクスシステム、SYNC

米国の自動車大手、フォードモーターは11月5日、車載テレマティクスシステムの「SYNC」(シンク)の米国における搭載車が、500万台を突破したと発表した。

SYNCは、マイクロソフトがフォードモーターと共同開発した車載テレマティクスシステム。2007年秋、『フォーカス』にオプション設定されたのが最初だ。音声認識機能付きの車載コミュニケーション&エンターテインメントシステムは、走行中にドライバーが携帯電話で通話し、「iPod」などのデジタルメディアに接続することを可能にした。

2008年には緊急通報の「911アシスト」、車両の自己診断を行う「ビークルヘルスレポート」の2つの新機能を採用。2009年夏からは、渋滞状況を反映したルート案内を行う通信ナビや最新ニュースや天気予報を配信する「トラフィックディレクション&インフォメーション」機能を導入。現在では、フォード、リンカーンの各車に、SYNCが用意されている。

2009年5月26日には、米国でのSYNC搭載車が100万台に到達。それから10か月後の2010年3月、SYNC搭載車は200万台に届いた。そして、それから約2年半後の今回、SYNCの累計搭載車が500万台という偉大な記録を達成した。

なおフォードモーターは、SYNCの海外展開として、欧州や中国への導入を開始したばかり。フォードモーターのポール・マスカレナス副社長は、「SYNCは多くのユーザーに、手頃な価格で価値ある先進技術を提供し続けてきた」とコメントしている。