JVCケンウッドは、ヘッドアップディスプレイ(HUD)をはじめとしたLCOS(反射型液晶素子)関連商品の開発・生産強化に向けて、超小型LCOS素子メーカーである米国のシンディアンと戦略的提携を締結することで合意した。

JVCケンウッドは、HUD開発に注力しており、これまで培ってきたLCOS技術をHUDに応用して商品開発を加速している。今年1月には試作機をラスベガスで開催された「2012インターナショナルCES」に参考出品、10月にはHUD第一世代機の開発を完了している。

シンディアンは、ファブレス半導体企業で超小型・高解析度LCOSデバイスの開発・製造を手掛けている。JVCケンウッドはシンディアンに資本参加すると同時に、製造に関する契約、LCOSライセンス使用許諾に関する契約を締結した。

JVCケンウッドはシンディアンから超小型LCOS素子用ウェハの供給を受け、自社生産設備で超小型LCOSモジュールを量産する。現在商品化を進めているLCOS方式のHUDへ組み込み、HUDの商品力・コスト競争力を強化する。

更に今後は、車内の各種表示装置への活用など、超小型LCOSモジュール需要の開拓に取り組むとともに、超小型LCOSモジュールのシンディアン以外への販売も検討する。