シトロエンDS4とプジョー508SW(参考画像)

欧州での新車販売が落ち込み、経営の立て直しが急務となっているフランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエン。同社の金融子会社に、フランス政府が公的な支援を行うことが分かった。

これは10月24日、PSAプジョーシトロエンが発表したもの。協議を進めてきた債権銀行団との間で暫定合意に達し、その内容が明らかにされたのだ。

今回の暫定合意では、経営状態が悪化した金融子会社、バンクPSAファイナンスに、115億ユーロ(約1兆1845億円)の与信枠を確保。さらに、新規融資に最大70億ユーロ(約7210億円)の政府保証をつけることが決定している。

10月24日に発表されたPSAプジョーシトロエンの2012年第3四半期(7‐9月)決算は、グループ全体の売上高が前年同期比3.9%減の129億3000万ユーロ(約1兆3437億円)。このうち、本業の自動車事業の売上高は、前年同期比8.5%減の85億2300万ユーロ(約8857億円)だった。

今回の政府保証は、PSAプジョーシトロエンをフランス政府が直接支援するものではない。しかし子会社を通じて、PSAプジョーシトロエンをフランス政府が間接的に支援する形となる。