ロス・ブラウン/メルセデスAMG

メルセデスAMGのロス・ブラウンは「ステアリング・コミッティー」を来年に導入すれば大きな効果が期待できると発言した。

F1コミッションのストリームライン化を推進し、その下に18人編成の戦略グループを置いて将来のルール検討を行うというFIAとバーニー・エクレストンの提案は、先週明らかにされた。

新委員会のチーム側代表は6人に制限され、FIAの代表が6人、エクレストンのFOMから6人という編成となるが、ブラウンがはこのやり方が全てのチームとF1全体の利益につながると主張する。

現行システムだと、担当分野に応じてテクニカル作業部会かスポーツ作業部会がルール改正案をまとめた後に、チーム、FIA、FOM、スポンサー各社、サーキット、エンジンメーカーなどの代表からなるF1コミッションで賛否を問うことになっている。

「F1コミッションの重要性は誰だって理解している。しかし、ここでF1の将来を話し合うのは容易なことではないのも事実だ」と語るブラウン。

ブラウンが指摘するのは、多くのメンバーを一箇所に集めることの難しさだ。

「テクニカル&スポーティングレギュレーションの作業部会と、複雑な組織であるF1コミッションの間にはギャップがあり、F1の方向性という戦略的な議論がし難い。今回提案の戦略グループは、商業権者と統括団体、チームの間でF1の未来を話し合う場として有意義だろう」

「予選フォーマットやタイヤ問題など広範なテーマを協議する機構は現状なく、新委員会は非常に役に立つはずだ」

月曜日のパリ会合で、エクレストン&トッドからチーム側に新委員会の提案が行われ、金曜日午後インドGPのパドックでエクレストンから追加の説明があるなど、コンコルド協定の新たな枠組みつくりは佳境を迎えつつある。