日立建機が発表した2012年9月中間期の連結決算は、マイニング機械やサービス・部品販売が増加したことから営業利益が前年同期比2.4%増の209億4100万円と増益だった。

売上高は同3.3%増の3768億6600万円と小幅な増収となった。中国向け油圧ショベルなどは低迷したものの、国内が復興需要で順調だったほか、アジアの新興市場も堅調に推移した。

収益では、営業利益は増益を確保したものの、経常利益は為替差損の影響で同23.0%減の137億2800万円となった。当期純利益は、TCMの株式をユニキャリアに売却したことから持分変動利益が発生、同193.9%増の161億0800万円となった。

一方、通期業績見通しは下方修正した。中国の油圧ショベル需要の回復の遅れ、インド市場の減速から、油圧ショベル需要が前回予想から1万1000台減少の20万6000台と見込む。

さらにマイニング事業は、資源需要の減速により、マイニング機械需要が弱含みとなっている。

これらを織り込み、売上高は前回予想を800億円下回る7400億円、収益では、営業利益が160億円マイナスの560億円、経常利益が170億円マイナスの450億円、純利益が70億円マイナスの330億円に下方修正した。