新型フィアット・パンダ(参考画像)

イタリアの自動車大手、フィアット。同社が欧州での新車販売の不振を受けて、イタリア内の主力工場での一時的な操業停止を、さらに延長することが分かった。

これは10月25日、フィアットが明らかにしたもの。『パンダ』などを生産するイタリア南部ナポリ近郊のポミリアーノ工場について、11月26日から12月9日までの2週間、操業を一時的に見合わせると告げられたのだ。

欧州では信用不安が長期化し、主要自動車メーカーの新車販売が減少。とくにフィアットは落ち込みが深刻で、2012年9月のグループの欧州販売実績は6万6991台。前年同月比は18.5%減と、16か月連続で前年実績を割り込んでいる。

すでにポミリアーノ工場では、10月末から2週間、操業を停止することが決定済み。フィアットのセルジオ・マルキオンネCEOは「欧州では自動車産業に従事する人の全てが不安に直面している。欧州新車市場は危機的状態だ」とコメントしている。