英国工場で生産されているフォード・トランジット(参考画像)

米国の自動車大手、フォードモーターは10月25日、英国内の2工場を2013年に閉鎖すると発表した。

今回の発表は、フォードモーターが前日の10月24日、ベルギーのヘンク工場を2014年末までに閉鎖し、スペインなどに生産移管するとアナウンスしたことに続くもの。欧州では信用不安が長期化し、新車販売が深刻な落ち込みを見せており、フォードモーターは大規模な欧州生産体制の再編に乗り出す。

2013年に閉鎖する英国工場は、サウサンプトン工場とダゲンハム工場の2か所。サウサンプトンは四輪車の完成工場、ダゲンハム工場は車体プレス加工工場だ。2工場の閉鎖により、フォードモーターは英国で1400名の人員を削減する。

サウサンプトン工場では現在、商用車の『トランジット』を生産中。同工場が閉鎖される2013年以降、トランジットの生産は、トルコ工場に移管される予定だ。

フォードモーターのアラン・ムラリー社長兼CEOは、「欧州での危機に、新型車の積極投入、ブランドの強化、さらなるコスト削減で対応する」と述べている。