川崎重工 神戸本社(イメージ)

川崎重工は、ラムソン合弁会社がベトナム油田開発プロジェクトに投入する浮体式生産貯蔵積出設備(FPSO)向けに、天然ガス圧縮機2基を受注した。

FPSOとは、洋上において、海底油田で採掘された石油から不純物を取り除いて原油を生産・貯蔵し、輸送タンカーへの積出を直接行う浮体式設備のこと。従来の固定式プラットフォームに比べ、水深が制約とならないことや、移動・再利用が容易といった利点がある。今回のFPSOは、既存タンカーを改造するもので、 ブンタウ沖160kmに位置するタンロン鉱区およびドンド鉱区の開発プロジェクトにおいて、原油の生産・貯蔵・積出を行う。

今回、川崎重工が受注した圧縮機は、原油生産過程で石油から分離された随伴ガスをFPSOにおいて昇圧し、海底パイプラインで陸地へ圧送するためのもので、FPSOのトップサイド(石油・ガス生産設備)を建設するシンガポールのグローバル・プロセス・システムズ社から受注した。圧縮機の同社への納入予定は2013年4月で、FPSOの商業運転開始は 2013年第4四半期の予定。

川崎重工(イメージ)