BMW 320d BluePerformance《撮影 雪岡直樹》

試乗車は320d BluePerformance Touring Sport。2リットル4気筒ツインパワー・ターボディーゼルは、とにかく軽やかでスムース。

始動時以外ディーゼルを忘れさせるばかりか、振動もまったく気にならず、トルク、パワーとも実に自然に発揮される点は驚異的ですらある。8速ATとの組み合わせも完璧で、レッドゾーンの5400rpm手前までこともなげに回る。

新型ツーリングはクルマ自体も、いきなり完成度の高さを見せつける。セダンとのボディ構造の差によるネガをほとんど実感しない。17インチタイヤ(BSポテンザS001ランフラット)はなめらかだし、路面の凹凸をしなやかにいなし、恐ろしく快適なフラットライドを実現している。ステアリングも常に素直なフィールを保つ。

ラゲッジスペースは先代と同レベルの使い勝手のよさだ。ガラスハッチは継承されており、輸入車としては、ハネ上げたリヤゲートの高さが低めに抑えられているのがいい。未使用時のトノカバーが床下に格納できたり、日常、レジ袋などを掛けて使うのにも便利なフックがラゲッジエリアにも用意されていたりと、使い勝手をかなり研究した出来栄え。

ニールームの余裕が格段に増した後席など、室内空間の居心地は上々。セダン同様、全幅1800mmと先代と変わらない点も嬉しい。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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