ルノー・トゥインゴゴルディーニRS《撮影 内田俊一》

フェイスリフト後の新しいルックスがベース。ディテールは相当にヴィヴィッドだ。が、ブラングラシエという名の白いボディにグレイの2本ストライプ(Gのロゴがパターンで入る)はシックな趣も。リヤではハッチ側にも灯体が設けられたのが新しい。

センターを示すステアリングのマーキング、ゴルディーニのロゴ入りシフトノブほか、室内も専用装備を満載。ドライバー正面にはタコメーター、ストップウォッチなどの機能をもつ「R.S.モニター」もメーター横に備える。初代『トゥインゴ』以来の左右独立スライド&可倒式リヤシートは健在で、スポーツモデルながら実用も捨てていない。

走りはもう「ファン」のひと言。134ps/16.3kg-mの性能の1.6リットル4気筒DOHCは、惚れ惚れするような吹け上がりの気持ちよさ、柔軟さをもつ。クラッチミートのしやすさも極上、5速MTのシフトタッチもスムース。ステアリングも意のままにクルマを操れる絶妙なフィールだ。

そしてしなやかで懐の深いハンドリングは、同時に画期的な乗り心地のよさも実現。街中を低速で流している時でも、不快なショックさえ伝えない。ファミリーカーとしても通用する。実にセンスのいい、大人が楽しめるホットハッチだ。 

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年より『GOLD CARトップ・ニューカー速報』の取材/執筆を皮切りにフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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