セバスチャン・ベッテル/レッドブル(202年F1韓国GP)

チャンピオンシップレースがひっくり返る重大なレースとなった韓国GP。後半戦になってからのレッドブルの速さは、フェラーリやマクラーレンの大きな脅威となっている。

優勝
セバスチャン・ベッテル(レッドブル)

「僕とチームにとってパーフェクトな一日だったと思う。重要だったのは良いスタート。加速でマーク(ウェーバー)に勝っていたのでサイド・バイ・サイドに持ち込むことができて、T3では僕がインサイドを取って、ここの立ち上がりからT4も前を守ることができた。この時点でトップには立てたけど、過去の経験からこれだけで勝利が決まるわけではないことはわかっていた」

「T3入り口で(タイヤ)をロックさせたのがミスだけど、タイヤに関しては誰もがぎりぎりのところを渡っている状態だった。思う存分にプッシュすることはできず、僕の場合は右フロントタイヤの荷重が抜けると、どうも具合が悪いことが何回かあった。第1と第2のスティントはギャップを広げて、第3はこれを守ることができた」

「チャンピオンシップのポジションを守るためには、ベストを尽くしていくしかない。状況を悪化させず、やるべきことを着々とこなして行くつもりだ」

2位
マーク・ウェーバー(レッドブル)

「スタートの瞬間、クラッチを滑らせて『しまった!』と思ったよ。チャンスはまだ残っていると思ったので、バックストレートでセバスチャン(ベッテル)に挑んだ。ここで仕掛けようとしたんだけど、僕がセバスチャンのスリップストリームの外に出ると、同じスピードになってしまうんだ」

「この後、最初のスティントは順調だった。第2スティントはタイヤ温存のためスピードを落としたら逆にデグラデーションが増したりで、あまり調子良くは行かなかった。一番良かったのは最後のスティントだが、すでに手遅れだったか」

「セバスチャンの優勝を祝福したい。1-2フィニッシュというチームのためのプレゼントも用意できた。コンストラクターズチャンピオンはこれで万全だろうと思う一方で、まあ僕の気持ちは複雑だけどね。悪くないリザルトだと思う一方で、やっぱり表彰台の一番上に立ちたかったという気持ちがあるよ」

3位
フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)

「大変なレースだったけど、この結果には満足している。スタートが汚れた路面側からで、タイヤの寿命に確信がもてなくて、ライバルのペースがどこまで伸びるか予想が付かないといった不安があったが、結果的にポディウムに立てて安堵のため息をついているところだ」

「レッドブルはとても速かったが、もともと彼らの前に出ようとは思っていなかったので、結果は狙った通りだ。タイトルレースのリードも失ったが、6ポイント程度の差は、このレースの前4ポイントリードが無意味だったと同じ程度に無意味だ。コンストラクターズ2位に復帰したことには大きな意味がある」

「フェラーリは、シーズン最終戦までしつこく食い下がることになるだろう。最近4戦の内2戦を落としてもなおここまで来られたというのは凄いことだと思っている。この先に獲得し得るポイントはちょうど100で、すべてはこの先のレースに向けた開発にかかっている。シンガポールの頃、鈴鹿の頃に比べてもトップとの差は小さいから、これからもこの方向性で行けは良いと思っている」

「ベッテルの3連勝は、彼らがパーフェクトなウィークエンドを重ねてきた結果だから素直に祝福したいが、ここまでスムーズに順調に来たことを考えると、次は何かが起きるのではないかという予感もある。僕たちは、決してファステストとはいえないマシンで、終盤のタイトルを争うところまで来ることができた。このことを考えると、フェラーリも侮ることのできない底力を持っていると思うけど、違うかな?」

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