WEC富士6時間レース《撮影 益田和久》

気温19度、晴れ渡った富士スピードウェイ。午前11時丁度にWEC富士6時間レース決勝のローリング・スタートが切られた。

直後の第1コーナーでアウト側からロッテラ?のアウディ1号車がブルツのトヨタにアウトから並びかける。トヨタがアウディ1号車を押し出しようにしてトップを守った。車体半分をコースオフさせたアウディ1号車はアウディ2号車に先行を許し3位に転落する。

ほぼ1分29秒フラットのペースで飛ばすトヨタはアウディを周回ごとに引き離した。
その差は3周で2秒、9周では5秒以上に広がった。しかし、周回遅れが出だすとトヨタもハイペースを保てずリードは広がらない。

16周目、P2クラスのマシンをインから抜こうとしたアウディ2号車の更にインをアウディ1号車が突いた。これで2位、3位の順位が入れ替わる。

17周目、最終コーナーで3位を走るアウディ2号車が周回遅れのポルシェ911と接触。車体にダメージを負ったか?アウディ2号車はややペースダウンし、25周で2位3位の差は11秒にまで広がる。

ハイペースで飛ばしたトヨタは31周でピットに滑り込んだ。ガス給油のみで56秒1でピットアウト。

オーク・ぺスカロロ・ホンダも直後にピットインし、佐藤琢磨がコックピットに乗り込んだ。

トヨタから3周引っ張り、アウディ1号車が1回目のピットストップに入った。こちらは給油に加え、タイヤも4本すべてを交換する。掛かった時間は1分19秒。同一ラップに入ったアウディ2号車も1分21秒でピットアウトした。

トヨタ、アウディ双方が1回目のピットストップを終えた35周での順位はトヨタがトップ。

アウディ1号車につけたマージンは26秒2である。これは即ちタイヤ交換に掛かった差にほぼ等しい。タイヤに優しいトヨタ、燃費の良いアウディという構図が見えた。

アウディはタイヤ交換で失う時間をピット回数を減らして挽回しようというのだろう。50周を超えてアウディ1号車はトヨタとの差を13秒台にまで縮めてきた。一方のアウディ2号車は3位をキープしながらもアウディ1号車から43秒も遅れている。やはり接触の影響があるのだろうか?

WEC富士6時間レース《撮影 益田和久》 WEC富士6時間レース《撮影 益田和久》 WEC富士6時間レース《撮影 益田和久》 WEC富士6時間レース《撮影 益田和久》 WEC富士6時間レース《撮影 益田和久》