アプリリア RS4 125《撮影 山本一雄》

ピアッジオグループジャパンは10月10日、ピアッジオ、ベスパ製品両ブランドを直接輸入、卸売り及びアフターセールス業務の全般を行う流通ネットワーク拠点「Scooter Italian」と「コーナーショップ」を11月22日より展開することを発表した。

発表会では、同社ストラテジックマーケティングダイレクター、アジアパシフィック担当のGiuseppe Messina氏による同社のアジア戦略に関する説明が行われた。

Giuseppe Messina氏は1977年にピアッジオ入社、約16年間のR&D部門での経験を経て、約5年間グローバルビジネスに携わり米国や中国で活動。その後ベスパのブランドマネージャーとなり、直近の3年間はベトナムのハノイにてストラテジックマーケティングダイレクターアジアパシフィック担当として勤務している。

「我々は2009年にベトナムから始めたCI戦略を、各地で広げていこうとしています。世界規模でプレミアムブランドとしてのイメージを統一したいという考え方です。そのためには「Scooter Italiano」のような直営拠点を持ち、企業イメージを直接アクティブに作ることが重要です」

「日本はアジアの一部ではありますが、お客様の需要はアジアと完全に異なり、西洋の要求に近いと考えます。地理的に海に囲まれていたり、スポーティーな車やクラシックな車が受け入れられるというお客様の趣向など、イタリアとの類似点もあるんです」

「そして、アジアの市場はピアッジオにとって非常に重要です。2003年では全体の8%に満たなかったアジアでの収益は、2009年には25%になり、それ以降現在までに38%を見込むようになるまで成長しています」とアジア市場の重要性を述べた。

最後に同氏は、これまで40年以上ピアッジオ、ベスパ商品の輸入、卸売り及びアフターセールスを担当した成川商会の代表取締役会長/CEO 成川洋一郎氏に「私は入社当初より成川会長を存じておりました。これまでのご尽力をギフトという形で感謝したいと思います」と感謝の言葉を述べ、記念品を贈呈した。

そして、今後もアジア市場で積極的に活動する同社の展開について、特に中国で爆発的に増加するEVや電気スクーターに関する意見を伺った。「中国におけるEVや電気スクーター市場は、突発的に出来上がってきた市場であり、混沌としている状況だと私は見ています。電気自動車やスクーターの発生由来も自然に優しいというアプローチではなく、トラフィックを減らすために発展している側面が強く、使用パーツや品質に疑問が残りますね。相対的に現状から判断するに、ピアッジオがその市場に入り込むという決断はできませんし、対応する予定もありません」とした。

ベスパ PX125《撮影 山本一雄》 ピアッジオ ベトナム ストラテジックマーケティングダイレクター - アジアパシフィック Giuseppe Messina氏《撮影 山本一雄》 モトグッチ V7 RACER《撮影 山本一雄》 モトグッチ V7 RACER《撮影 山本一雄》 成川商会 代表取締役会長/CEO 成川洋一郎氏とGiuseppe Messina氏《撮影 山本一雄》 ベスパ PX125《撮影 山本一雄》 ベスパ PX125《撮影 山本一雄》 ベスパ PX125《撮影 山本一雄》 ベスパ PX125《撮影 山本一雄》 ベスパ PX125《撮影 山本一雄》 ベスパ PX125《撮影 山本一雄》