8日午後5時ごろ、愛知県常滑市内にある名鉄常滑線の踏切で、警報機や遮断機が作動した後も踏切内へ取り残された乗用車と、通過中の特急列車が衝突する事故が起きた。クルマは大破し、運転していた75歳の男性が死亡している。

愛知県警・常滑署によると、現場は常滑市新田町5丁目付近。踏切には警報機と遮断機が設置されているが、乗用車1台がやっと通れる程度の幅員しかない。乗用車は警報機が作動した時点で進入。直後に遮断機が下りてきたため、踏切内へ取り残されたところ、直後に通過した上り特急列車(名鉄岐阜駅発/中部国際空港行き)と衝突したとみられる。

クルマは大破。運転していた同市内に在住する75歳の男性は心肺停止状態で近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡した。列車の乗客乗員約500人にケガはなかったが、中部国際空港への主たる移動手段が約3時間に渡って絶たれることとなり、名鉄の他路線も含めて約1万5000人の足に影響が出たという。

警察では無理に進入したことが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。