6日午前0時50分ごろ、三重県松阪市内の伊勢自動車道下り線で、本線上を歩いていたシカを避けようとした車が中央分離帯などに衝突。避けきれなかった後続車も巻き込まれ、車両5台が関係する多重衝突に発展した。この事故で3人が重軽傷を負っている。

三重県警・高速隊によると、現場は松阪市笹川町付近で片側2車線の直線区間。シカは本線上を歩いていたとみられるが、これを避けようとした乗用車2台が中央分離帯と道路左側のガードレールに衝突。うち1台は本線を塞ぐ状態で停止したが、そこに後ろから進行してきた3台が避けきれぬまま衝突した。

この事故で追突してきた車を運転していた兵庫県西宮市内に在住する65歳の男性が足を骨折する重傷。最初に事故を起こした車を運転していた愛知県刈谷市内に在住する20歳の男性と、一番最後に追突した車を運転していた桑名市内に在住する32歳の男性が打撲などの軽傷を負った。シカは弾き飛ばされたことが原因で死んだという。

警察では当事者から事情を聞き、事故発生の経緯を詳しく調べている。