JR東日本、E655系によるお召し列車を運行

JR東日本は6日、天皇・皇后両陛下が山梨県内にある皇室の元所有林をご視察することにあわせ、皇族専用の特別車両「E655-1」を組み込んだお召し列車の運転を東京〜甲府間で行った。東京駅ご乗降の際には復元工事で改装された貴賓玄関もお使いになられている。

今回の行幸啓は、山梨県甲府市の郊外に広がる皇室の元所有林(恩賜林)である「武田の杜(もり)保健休養林」をご視察するために日帰りで行われた。このご視察は恩賜林が送られて100周年となる昨年11月に予定されていたが、天皇陛下が体調を崩されて入院したことから、改めての実施となった。

お召し列車はJR東日本が所有するE655系に皇室専用車両を組み込むかたちで行われるが、専用車両の組み込みは昨年11月の運行以来、4回目となる。昨年のご視察の際にも東京〜甲府間で運行されているのだが、この際は皇太子殿下が陛下の名代となったため、先頭車両に御紋と国旗が掲揚されたものの「お召し列車」ではなく、扱い上は1ランク下となる「御乗用列車」としての運行だった。

今回は東京駅の復元工事完了後となったため、丸の内側正面の貴賓玄関を約5年ぶりにお使いになられた。また、甲府からの復路は日没後の運行となったが、在来線を走行するお召し列車が夜間運行となるのは極めて異例だという。

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