日産・ラティオ

横浜市のグローバル本社で開いた発表会見に出席した片桐隆夫副社長は、『マーチ』に続いて新型『ラティオ』もタイ工場から輸入する点について「マーチと同じVプラットホーム(車台)である」ことを理由のひとつに挙げた。

日産のVプラットホームはコンパクト車専用に開発したもので、この車台の採用モデルは、新興諸国での生産が中心となっている。ラティオシリーズについてもタイのほか、中国、インド、メキシコの新興4か国で生産、そこから世界約160か国に供給するという拠点の「戦略的配置」(片桐副社長)を行っている。

一方で片桐副社長は、国内生産100万台維持という日産の方針は「全く変更はない」としたうえで、年内に発売予定の中級セダン『シルフィ』の新型車については「引き続き追浜工場(横須賀市)で生産する」との方針を示した。

シルフィは、同工場で生産している『キューブ』や『ジューク』と同じプラットホームであり、国内向けは追浜での生産が効率的と判断している。

日産・ラティオ 日産自動車・片桐隆夫副社長≪撮影 小松哲也≫ 日産・ラティオ 日産・ラティオ 日産・ラティオ