出光興産は、燃料油需要の低迷に対応するため、今年9月末までに、2010年度の25カ所あった油槽所を18カ所体制に統廃合したと発表した。

自動車保有台数の減少や低燃費車の普及による燃料油の需要低迷に対応、門司、稚内、網走、荒川、田子の浦、大阪、八代の7油槽所で今年9月までに燃料油の取扱いを停止した。門司油槽所は潤滑油基地として継続するが残りの6油槽所は閉鎖する。

また、同社はガソリン不足が大きな問題となった東日本大震災の経験を踏まえ、災害対応を強化する。東日本大震災で被災した北海道、東北エリアの油槽所に加え、関東以西の太平洋側油槽所では、施設防水対策、非常用発電機、衛星通信設備の設置を始め、災害時でも燃料油の供給に支障が出ないような取り組みを進める。

今後、海上輸送、陸上輸送も含めて、燃料油の安定供給の確保と競争力のある物流体制を構築する。