日産リーフ(米国仕様)(参考画像)

「カタログ燃費と実燃費が乖離している」として、ホンダやヒュンダイが顧客から訴えられた米国。今度は日産のEV、『リーフ』に同様の訴訟が起こされた。

この訴訟は9月下旬、米国カルフォルニア州とアリゾナ州在住の2名のリーフオーナーが共同で起こしたもの。両氏の主張は、「日産は広告でリーフの航続距離は100マイル(約160km)と説明している。しかし実際には、これはバッテリーの容量が100%満たされた状態での話であり、日産はそのことを広告に明示していない」というもの。

さらに両氏は、「バッテリーに損傷を与える恐れがあるため、日産はユーザーに対して、バッテリーの容量が80%を超えて充電しないことを推奨するという情報も開示していない」と主張。この主張の内容が事実なら、リーフの満充電状態での約160kmの航続距離は、そもそも意味を持たないことになる。

これに対して、日産自動車の米国法人、北米日産は声明を発表。訴訟が提起されていることを認めた上で、「この訴訟にはメリットがないと信じる。我々はリーフに関して、顧客に必要な情報は全て開示している」と述べ、真っ向から争う姿勢を示している。

充電中の日産リーフ(参考画像)