今シーズン、F1の公式サプライヤーを務めているピレリは10月2日、10月5日から7日にかけて鈴鹿サーキットで行われる日本GPについての会見を行った。会見ではピレリ・モータースポーツ・ダイレクターのポール・ヘンベリー氏がタイヤの側面から日本GPについて語った。

2012年のF1GPは現在、全20戦中の14戦目までを消化している。チームランキングではレッドブルとマクラーレンが、ドライバーランキングではアロンソ(フェラーリ)とベッテル(レッドブル)らが熾烈なポイント争いを繰り広げている。

ヘンベリー氏は「間違いなく、鈴鹿は我々にとってF1カレンダー中のハイライトの1つ」と語る。

「鈴鹿のコースレイアウトは、テクニカルな面でチャレンジングだ。また、わずかなミスも許されない素晴らしいコーナーが存在するスパやモンツァにも似た伝統的なサーキットだ」

鈴鹿サーキットは、130Rやスプーンのような長い高速コーナーの存在によって、バルセロナと並んで、タイヤへの負荷が最も大きいサーキットの1つである。ピレリは今年の日本GPに、『P Zero シルバー・ハード』と『P Zero イエロー・ソフト』を持ち込む。

「今年日本に持ち込むコンパウンドは、去年よりソフトなものになっている。コンパウンドやストラクチャーへの厳しさが大きいにもかかわらず、我々のタイヤは、ラップごとに課せられる大きな負荷に十分対応することができる」

「今回のコンパウンドの組み合わせは、多様な戦略の機会を提供する。こうした戦略が、今シーズンこれまで見られたてきたような、記憶に残る勝利や後方グリッドのジャンプアップを可能にしてきた。昨年は日本GPでドライバーズチャンピオンが決定したが、今年はまだ時間がかかりそうだ。このことは、すべてのファンにとって大きな楽しみでもある」