ホンダのLPG発電機 EU9iGP《撮影 池原照雄》

ホンダは10月2日、本社で停電に対応した発電機などの技術説明会を開いた。このなかで8月に発売したプロパンガス(LPG)を使うポータブル発電機が、年間販売計画の8割相当の受注となったことを明らかにした。

汎用パワープロダクツ事業本部長の志賀雄次取締役は、「カセットボンベによる発電機も需要が増加しており、日々対応している」と、ポータブル発電機の増産を強化する方針を示した。

停電対応の発電機は、予め設置した専用のガス供給器とつないで発電するもので、最大出力は900w。ガス給湯器が設置されている家庭などでは、この発電機の電力を使うことで、停電時にも給湯ができるほか、延長コードの利用により家屋内で照明やパソコンなどの電力確保も可能になる。

ホンダは年間2500台の販売を計画していたが、9月末までの受注は2000台を突破したという。開発を担当した本田技術研究所・汎用R&Dセンターの初谷勉氏は、「販売元と協力して自治体にも働きかけ、公民館や学校などに確実に配置してもらえるよう取り組みたい」と話している。

ホンダのLPG発電機 EU9iGP 利用イメージ