電源開発(Jパワー)は10月1日、大間原子力発電所の建設工事を再開する正式に発表した。

建設していた大間原子力発電所は、昨年3月11日の東日本大震災による福島第一原発事故を受けて、本体の建設工事を休止していた。

国は9月14日に決定した、2030年代に原発ゼロを目指す「革新的エネルギー・環境戦略」で、原発の新・増設を認めない方針を打ち出しているが、現在着工している原発については、建設継続を容認することを明確にした。これを受けて、同社では建設工事を再開することにした。

大間原発は、国の政策に基づき、青森県や地元大間町・風間浦村・佐井村の理解と協力を受けて、所要の許認可を受け、計画を推進すると、している。特に福島第一原発事故を踏まえた安全強化対策を運転開始前までに確実に実施するとともに、原子力規制委員会による新しい技術基準などを適切に反映して、より安全な発電所となるよう取り組むと、している。

運転開始時期については現在「未定」としている。

一方、北海道函館市の工藤寿樹市長が大間原発の建設中止を求めて提訴する方針を示すなど、周辺自治体で反発が強まる可能性がある。