ホンダジェット用メンテナンスサービス施設のくわ入れ式

ホンダの航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(HACI)は9月27日(現地時間)、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」用のメンテナンスサービス(MRO)施設の建設を開始した。

MRO施設は、ノースカロライナ州グリーンズボロ市にあるHACI本社隣接地に建設され、機体整備用の格納庫のほか、サポートセンターおよび顧客専用設備などを設ける。延べ床面積は約9万平方フィート(約8400平米)、投資額は約2000万ドル(約15億6000万円)。

MRO施設の格納庫は、ホンダジェットの総点検、広範囲にわたる重整備や機体の補修および修理を効率良くできるよう、最新式の設備を備えており、12機のホンダジェットを同時に整備することができるほか、サポートスタッフによるサービス部品の出荷なども行う。

サポートセンターには、ホンダジェットの技術スペシャリストが常駐し、年間を通じて24時間対応で世界中の顧客やディーラーからの問い合わせや要望に迅速に対応していく。さらに、顧客専用設備には会議室やラウンジなどを備え、顧客やパイロットがMRO施設に滞在している間も快適に過ごせる環境も整える。

ホンダジェットの開発責任者であり、開発・製造・販売を担当するHACIの藤野道格社長は、「今日、我々はホンダジェットプロジェクトの大きなマイルストーンを迎えた。ホンダならではの最高レベルのアフターサービスを提供するために、このMRO施設は非常に重要な施設となる」と語った。

ホンダジェット 飛行試験用量産型4号機 ホンダジェット量産3号機(赤/白) ホンダジェット量産型3号 ホンダジェット《撮影 ケニー中嶋》