車椅子収納装置 新型Auto Box《撮影 山本一雄》

福祉車両総合メーカーのニッシン自動車工業は、同社の車椅子収納装置「Auto Box」の新型を国際福祉機器展2012で展示した。

Auto Boxは、車椅子を車のルーフに機械で収納する装置で、ルーフにある収納ケースが運転席側に展開し、ケース内のワイヤーで車椅子を吊り上げ収納する。装置の展開方向は左右別に用意され、オープンカーや屋根が小さな車以外は基本取付が可能だという(要相談)。

トヨタ『アクア』に装着されていたAuto Box。新型の特徴は、収納ケースの開口部が広がったことで対応車椅子サイズが増え、旧型では収納が難しかった折りたたみ式の半電動車椅子などにも対応したという。そして、車椅子収納板がスライド式となり、吊り上げ時のボディへの接触やユーザーの補助動作が不要となった。これらの変更はユーザーからの意見によるものが大きいと同社取締役社長の市田靖雄氏は語る。

「お客様のご意見を商品に反映したり、様々な車種への取り付けが可能であったりと、小さな会社だからこそできる部分があるのは我々の強みです。要望やお叱りを沢山頂くので、できるだけ多くのお客様に応えていきたいと考えています。」と同社の方針を示した。

Auto Boxは来年1月からの販売予定、旧型は並行して販売される。車体に合わせたカラーオーダーも可能で、取り付けには約2週間かかり車体の持ち込みが必要。価格は未定だが、旧型は取り付け工賃込で57万円となる。

車椅子収納装置 新型Auto Box《撮影 山本一雄》 車椅子収納装置 新型Auto Box《撮影 山本一雄》 車椅子収納装置 新型Auto Box《撮影 山本一雄》 車椅子収納装置 新型Auto Box《撮影 山本一雄》 車椅子収納装置 新型Auto Box《撮影 山本一雄》 車椅子収納装置 新型Auto Box《撮影 山本一雄》 ホンダ フィットに装着されていた旧型Auto Box。《撮影 山本一雄》