22日午前6時5分ごろ、神奈川県横須賀市内の県道で、速度違反の取締りを行っていた警官2人が、抑止しようとしていた乗用車にはねられて重傷を負う事件が起きた。クルマはそのまま逃走したが、警察は後に26歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

神奈川県警・横須賀署によると、現場は横須賀市佐原3丁目付近で片側2車線の緩やかなカーブ。同署の交通課が速度違反の取締りを行っていたところ、制限速度を約40km/h超過した90km/h超の速度で進行してくる乗用車を発見。警官2人が車道に出て、このクルマを抑止しようとしたが、クルマはそのまま2人をはねて逃走した。

この事故で交通課長職にある58歳の警部が腰骨を骨折する重傷、50歳の巡査部長が右足を骨折する重傷を負ったことから、警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。ナンバーの目撃情報から同市内に在住する26歳の男を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)の容疑で逮捕している。

逮捕された男は2008年2月に違反累積による免許取消処分を受けており、以後は無免許状態だった。調べに対しては「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているようだ。