ホンダの伊東孝紳社長会見(12年9月21日)

ホンダの伊東孝紳社長は9月21日に行った記者会見で、二輪車事業について「2016年度のグローバルでの販売台数は、2500万台以上を目指します」と宣言した。

この数字は11年度実績の1255万台よりも1000万台以上多い数字だ。その達成のためには毎年約250万台も伸ばさなければならない。10年度から11年度の増加台数が111万台だったから、非常にチャレンジングな数字といえる。果たしてそんなことが可能だろうか。

伊東社長はその大きなカギを握るのが新興国市場だという。「引き続き拡大が見込まれる新興国でのさらなる成長を原動力とし、今後も積極的に事業を展開していく」とのことで、十分勝算があると見ている。

インドでは、最大のセグメントである100ccの市場で競争力のあるモデルを投入し、2013年前半には第3工場を稼働させる。インドネシアとベトナムでは、ユーザーから絶大な支持を得ているスクーターなどで魅力ある品揃えで市場をリードしていく計画だ。また、ブラジルでは、主力の『CG125』『CG150』の販売好調に加え、中・大型二輪車の販売を強化していく方針だ。そのほか、アフリカや中南米諸国など新成長市場にも参入していくという。

「今後も、グローバルでの生産、調達網を活用し、ブランド力、技術力にさらに磨きをかけた、幅広いラインアップで喜びを創造していく」と伊東社長は話していた。

ホンダの伊東孝紳社長会見(12年9月21日) 東京・南青山の本社ショールーム