ホンダ・フィット・ハイブリッド

ホンダの伊東孝紳社長は9月21日に本社で記者会見し、中長期の経営方針を発表した。このなかで、2013年に市場投入する次期『フィット』シリーズに新たに小型SUVを加え、計3モデルを展開する計画を示した。

3代目となる次期フィットは、基本モデルのほか海外で販売しているセダン『シティ』、新開発となる小型SUVの3車種とする。伊東社長は09年の就任以来、経営改革の柱として「6地域同時開発」を推進しており、フィットシリーズがその第1弾となる。

6地域は日本、北米、南米、中国、アジア太洋州、欧州(中東含む)であり、同時開発によって世界の顧客ニーズにいち早く対応するとともに、調達や生産の最適化によるコスト低減も図っていく。

伊東社長は、「従来だと3モデルを展開するのに4年は要したが、半分の2年でできるようにする。最初から取引先(部品メーカー)に全てのモデルを提示することで、取引先も戦略的な開発ができる」と、6地域同時開発のメリットを強調した。

新モデルは、日本では13年7月に稼動する新拠点の寄居工場(埼玉県寄居町)で生産する。このため、日本での次期フィット投入は13年秋となる見通し。

フィットEV(東京モーターショー2011)