豊田章男自工会会長(参考画像)《撮影 郡谷 謙二》

日本自動車工業会の豊田章男会長は9月20日の定例会見で、中国の混乱について「日本の自動車メーカーは合弁パートナーや従業員の方と助け合いながら、中国の企業としてやってきた。1日も早い解決をお願いしたい」と述べ、両国政府による早期の収束を要請した。

会見で豊田会長は、「(両国の自動車産業は)お互いを必要としている。(日本側にとって中国が)将来も重要なパートナーということに変わりはない」と強調。そのうえで「歴史問題はあるが、冷静に未来に向けて歩みたい」と訴えた。

日系メーカーの車が放火などの被害に遭ったことについては「日系メーカーに拘わらず自動車があのようにされることは、自分の身体を痛められているようであり、その車に関わった人を踏みにじる行為」と非難した。

また、今後の日系メーカー車の販売については「当面は影響がある」とする一方、「早い時期に日系ブランドも(中国の顧客の)ショッピングリストに普通に入るよう、戻ってほしい」と語った。

豊田章男自工会会長(参考画像)《撮影 土屋篤司》